2026/01/22 12:03


こんにちは。あたら紙本舗です。
今回は1月と紙の関係についてお話したいと思います。

2026年1月20日は大寒でしたが、この最も冷え込む時期こそ和紙作りのシーズンなのです。
伝統工芸の世界では、この寒い時期に行う紙漉きを「寒漉き」と呼び、寒さを利用することで上質な和紙が作られます。

なぜ寒さが上質な和紙を作り出せるのか。
冷たい水は雑菌が繁殖しにくく、植物の繊維も引き締まり不純物が混ざらず、丈夫で光沢のある紙になるからです。
また、雑菌が少ないため腐食しずらく、長持ちもします。
そのため上質で長持ちする和紙が作られるのです。

厳しい寒さの中、凍えるような冷たい水で作られる和紙はまさに、伝統工芸を守る職人の成せる業。 
和紙はその特性上、洋紙よりも長期保存ができ、日本の伝統文化を守る役割を担っています。

1月の厳しい寒さのなかで、上質な和紙は生まれているんですね。
伝統工芸を守れるように、和紙を積極的に生活に取り入れて、もっと身近な存在になれたらいいなあと思います。
じつは身近な道具を使って、個人でも和紙作りが出来るようなので、ぜひチャレンジしてみてください。